週末、スペインで行われたモトGP(アラゴン)の中継を見ていたら、
先日レース中に亡くなった日本の富沢選手の追悼セレモニーをやってました
私はあまり詳しくはないけれど、
亡くなった時はトップニュースとして取り上げられ
当日だけではなく、その後もずっと話題になっていました
ついこの間も日本のお葬式の様子もTVで流れていたし
本当に皆から愛されていた選手だったようですね
レポーターが泣きそうな顔して彼の死を伝えていたのは忘れられません
アラゴンGPではスペイン国王のフアン・カルロス一世も
富沢選手についてコメントしていました
ところで今回はその王様について・・・
フアン・カルロス国王はF1やモトの大ファンで
スペインで開催されるGPには大抵出席しています
私はこの王様が大好きなんです
娘の結婚式が大寺院で厳かに行われた時、人目もはばからず
オーイオイ 大泣きしちゃうし
スペインのサパテロ首相が会議で発言中なのに
ベネズエラのチャベス大統領がそれをさえぎって発言しまくった時に
隣にいた王様がぶち切れて
「だまらっしゃーい!!!」と大統領に怒鳴っちゃったり
(この発言がスペインでは着メロとして50万ダウンロード)
モトGPで転倒した選手にすぐ駆け寄って話しかけたり
とっても愛嬌のある王様なんですね
実際にもこの王様の功績は素晴らしく
フランコの独裁政権後、後継者として育てられていた王様は
フランコの権威主義を受け継がずに民主化
そりゃ あの世のフランコもビックリしたでしょう
クーデター未遂事件 でも↓
『1981年には、国王親政の復活を求める約200人の兵士により議会が占拠され、首相ら閣僚と議員350人が人質に取られるクーデターが発生。しかし国王はこの申し出を拒否し、直ちに全軍の指揮官に対してこのクーデターに賛同しないよう呼びかけると同時に、テレビで国民に平静を呼びかけ、民主政治の維持を図った。また、翌24日には陸軍兵士らも国王の呼びかけに応じて投降した。』
しかも
このとき、感想を問われ「自分の給料分、働いただけです」と答えた
ね、頼もしい王様でもあるのです
女性が好き、お金使いが荒い、とかいろんなことも言われます
そんな面もまた人間らしいというか、なんとも親しみがもてるのです
そんな王様 スペイン国内で話される言語すべて話せるらしいです
(スペイン語、カタルーニャ語、バスク語、ガリシア語など)
これはものすごいことです
しかも元オリンピック選手(ヨット)!!!
知れば知るほど興味深い存在です スペインの王様
王様の身長1.88m
息子は1.97m
奥様はギリシャの王女様
あっ
なんか経済危機の国同士
つながっちゃってる!
おどける王様
昨日テレビで見たら
王様 無精ひげ生やしてた
ちなみに
スペインでの人気は絶大